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金属イオンは全て有害か?(最近のご質問から)

細菌をやっつけてしまうようなモノなら、人体にも悪い影響はないのか???と思われるのはひどくごもっともな発想ですが、実は銀(Silver,元素記号Ag)とは、非常に古典的な物質で、抗菌剤だけではなく、 食品添加物としてさえ使われるような安全なものです。

わかりやすい具体例としては、製菓材料のアラザンや、昔ながらの清涼剤である仁丹の表面の銀色には、まさに銀(Ag)が使われております。

また、最近、水道の蛇口に浄水器を取り付ける家庭が多くなっておりますが、これの内部の抗菌には銀が使われておりますし(浄水器に抗菌機能がないと浄水器内部で雑菌が繁殖してしまいます)ヨーロッパでは直接飲料水の殺菌につかわれております

さらに、飲料用水に含まれうる金属イオンで有害性を認めうるものについては、日本の水道法の水質基準によって指標値が決められているのが普通ですが、銀に関しては指標値がありません。カナダでは当初0.05mg/lの規制値がありましたが1989年の飲料水品質用のガイドラインから銀を削除しました。

米国環境保護局(USEPA)の飲料水規則でもPrimary standard(NPDWRs 水道水で守らなくてはいけない基準)では銀は規定されず、Secondary standard(NSDWRs 必ずしも守っていなくてもいい推奨基準)のほうで0.1mg/lの規制値があるのみです。

世界保健機構(WHO)によっても、銀化合物による発癌性、急性暴露、慢性暴露による人体への影響はなく、0.1mg/lの銀の含まれた水を70年間暴露してもNOAEL(害にならない最大量)に満たず害はないとされています。(毎日2リットル0.1mg/lの銀の含まれた水を70年間飲んだとしてNOAELの半分)

当社のコーティング剤には、塗布面積1平米あたり0.028mgの銀イオンが使用されておりますが、塗布されたコーティング皮膜1平米をムリヤリこそげ落として飲み込んだ場合でも、米国環境保護局基準の半分以下にしかなりません。銀には急性暴露の影響も慢性暴露の影響もありませんから、長い年月をかけてそれに相当する量が摂取されたとしてもおよそ危険の可能性を想定できません。

また、銀イオンは、樹脂内に封入された形になっておりますので、コーティング皮膜を飲み込んだ場合でも直接人体に接する割合は含有する全量に比べて極めて低くなります。(コーティング皮膜は胃酸(塩酸)による分解をうけません)おまけに、銀イオンは塩化物イオンと結合して不溶性の塩になりますので、コーティング皮膜表面に存在する銀イオンも胃酸の中の塩酸に触れるとたちどころに不溶のAgClとなり、人体に吸収される心配はありません。(飲み込んだとしたらそのまま体外に排出されます)

当社では、コーティング剤の設計に関しまして、銀イオンの化学的特性を理解し、なおかつ有害性に関する公の基準値等を考慮し、その上で有効な効力を発するプロダクツデザインを行っておりますことをご理解いただけますと幸いです。

<参考>

USEPAサイト

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